20225.25
福島市総合防災訓練
晴れの日や雨の日が続き、空模様が読めない日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
先日5月21日(土)に、福島市立庭坂小学校で開催された「令和4年度 福島市総合防災訓練」に参加させていただきました。
弊社は2022年4月18日に「災害時における無人航空機による情報収集等に関する協定」を福島市と締結させていただいております。
▼締結式の様子
→画像をクリックすると弊社Instagramが開きます。
当日は多くの住民の方が参加し、弊社のブースにもたくさんの方が訪れて頂きました。
弊社ブースで展示しているドローンに興味を持っていただける貴重な機会になりました。
その中でいただいたご質問を数点紹介いたします。
Q1.ドローンは何分ぐらい飛行させることができますか?
機種によって性能の違いはございますが、Phantom4 Pro V2.0では、20~30分の飛行が可能です。
風速によってプロペラのモーターに負荷がかかる場合がございますので、飛行時間に幅がございます。
Q2.どのくらいの高さまで飛ばせることができますか?
航空法に基づき、上空150mまで飛行させることが可能です。
また同法により、人や物件などから30m以上距離をとって飛行させる必要があります。
Q3.草野測器社さんでは災害の時にどんなことをするのですか?
ドローンを飛ばし、災害があった現場の上空から写真を撮影したりリアルタイムの映像を送ることで、
災害があった範囲や取り残されている方がいないか確認することができます。
また撮影した画像を3次元モデルにすることで、その後の復旧作業をより効率よく進めることができます。
Q4.ドローンを飛ばすのにライセンスなど必要になるのではないですか?
現在国土交通省では、有人地帯での目視外飛行(レベル4)の実現に向け、機体認証と操縦ライセンスの整備を進めています。
▼4つの飛行レベル
現行の航空法ではレベル3が「飛行ごとの許可・承認」が必要で、レベル4は「飛行不可」でした。
2022年12月に施行予定でレベル3の手続きが不要になり、レベル4は「飛行ごとの許可・承認」が必要ですが、飛行させることができるようになるそうです。
弊社が想定される災害現場の空撮は「レベル1」に該当しますので、ライセンスは必要ありません。
会場では避難テントの設営訓練や避難経路の確認、救命士や消防士の実践訓練など行っていました。
非常時に備えることの大切さを学ぶ1日となりました。